皮膚の腫れ(糸状菌)の治療例
3歳、シュナウザーのわんちゃんです。
「鼻の横の腫れが引かない」という主訴で皮膚科のセカンドオピニオンとしてご来院。
他の病院では抗生剤が出ていたようですが様子は悪化してきたとのことでした。
右鼻の横に脱毛があり、その部分は隆起していて赤みがありました。

先の病院では検査は特になかったとのこと。皮膚検査を実施すると、病変部では写真のように皮膚糸状菌という「カビ」の感染が判明しました。

診断名は皮膚糸状菌症。
カビは細菌とはお薬が異なるので他院での抗生剤休薬→抗真菌薬へ変更しました。
以下が治療経過となります。


皮膚糸状菌症は、治療に約ひと月はかかるため検査に基づいたしっかりとした診断が重要となります。
また、糸状菌は犬、猫、ヒトなどに感染するため治療が遅れるほどご家族の方やおうちのわんちゃん、猫ちゃんへうつってしまいます。そのため速やかな診断と治療が重要となります。
幸い、ご家族には症状が無いようでした。
治療していても悪化がある場合は、同じ治療で粘らずセカンドオピニオンを受けて頂く。
とても重要なことだと思いますし、適切に判断いただいたのでしっかりと治療ができました!